桜満開・松前城でお花見しました
250種1万本の桜が咲き乱れる松前城公園に行ってきました。
松前は早咲き、遅咲きの桜が咲くので約1か月間お花見ができる素敵な場所です。
正直言って、ここまで圧巻だと思っていなかったので嬉しい驚きの連続でした。
松前へ行く道中、函館~松前間の海沿いの風景も絶景でした。あまりに感動したので2日連続で松前へ行ってしまった私です( *´艸`)
目次
全部見るには丸1日かかり、歩き疲れて足が棒になります(;^_^A
私は函館から桜の季節のみ出ている「さくら号」というバスに乗って朝から日が暮れるまで松前城公園を満喫しました。
それを2日間続けたのです。
時間はたくさんあったのですが、それでも全部は見られませんでした。
私が訪れたのはこちらです。
- 天神坂門・夫婦桜
- 松前城
- 堀廻水路
- 松前神社
- 法源寺
- 龍雲寺
- 光善寺(大きな血脈桜があるお寺)
- 法瞳寺
- 桜の見本園
- 日英讃桜文化友好親善記念碑
- 桜のトンネル
- 第二公園(桜の群生の向こうに海が見える絶景ポイント)
- 北鴎碑林
- 松前藩屋敷(奉行所、漁師の家、武家屋敷、床屋、消防所など昔の人々の暮らしぶりが見られるテーマパーク)
- 専念寺
- JR松前駅跡(行ってビックリ!石碑だけしかない)
- 熊野神社
- 道の駅・北前船松前(カモメが飛び交う海が見えて絶景、三食丼を食べたがイマイチだった・・・お土産が買えたのでまあまあ満足)
- 城下通り
- 松前物産館(松前漬けの試食し放題♪美味しい!!!)
- 北洋堂(2日連続で「純生さくらロール」は売り切れで買えなかった←号泣)
- 中村屋
- レストラン矢野(温泉旅館矢野)
- 法華寺
めっちゃ頑張って回りましたよね。
おかげで足がパンパンの筋肉痛になりましたが大満足でした。
おすすめのお花見ポイントは?
だいたい皆さん数時間しか滞在しないので、見るポイントを絞って効率よくお花見した方がいいです。
外せない見どころは4か所です。
順番にご説明しますね。
1.表側も裏側も綺麗な松前城
入場料を払って中へ入ると見られる表側の松前城
入場料を払って中へ入るとお城の中は3階建てで中には展示品がありました。
特に天守閣がすごいとかいう造りにはなっていなくて、すこしショボイかな~というのが正直な印象です。
でお城を抜けて御庭に出ると桜が綺麗に咲いていてお城とのツーショットも良い感じ。
桜の向こうには海も見えました。
下から見ると、また違った雰囲気
松前城はすごく小さいし、作り物感が半端ないのですが(;^_^A
下から眺めると、ちょっと威厳が出たでしょうか。
後ろから眺めるお堀に映る松前城と水に浮かぶ桜のコントラスト
お城を出てぐるっと回って歩いて行くとお城の背後に出ます。
お堀に映った松前城と桜の花びらのコントラストが綺麗なのですが、ちょっと水が揺れていて綺麗に撮影できませんでした。
子供とおもいっきり遊んだり、ご飯を食べるテーブルもあります
お城の背後は松前公園になっていて、親子で遊ぶ姿や、お弁当を食べる人たちがいました。
写真には写っていませんが、お堀の両側にはテーブル席があって、ご飯を食べることもできます。
お昼時はテーブルの争奪戦で混んでいます。
でも14時半頃を過ぎるとツアー客が帰るので空いています。
2.松前神社でお参り
松前公園の向かい側には松前神社があります。
シンプルな造りの神社です。
年季の入った鳥居が趣を感じさせます。
おみくじを引いて神様からのメッセージを受け取るのも良し。
お守りはチラッと見ましたが、あまり欲しい物が無かったので今回は購入しませんでした。
神様に松前でお花見できたことのお礼を言って、祈りました。
松前神社は商売っ気のない神社なので安心してお参りできました。
最近の神社は、ビジネス化しているところが多くて気後れするけど、ここではそんな思いをせずに済みました。
境内には縁結びの木があります。
2本の桜の木が固く結びついて離れません。
幹同士がブチュッとキスをしているみたいに見えますね( *´艸`)
3.伝説の血脈桜が見られる光善寺
松前神社を通り過ぎて、龍雲院のお隣にあるのが光善寺です。
血脈桜のある綺麗なお寺です。
写真の向かって右側に写っているのが血脈桜です。めちゃくちゃ大きい桜の木です。
愛嬌のある撫で仏がお出迎え
お寺の中に入ると、まずは撫で仏さまがお出迎えしてくれます。
この仏様の顔が可愛くて。
おもわず全身くまなく撫で撫でしてしまいましたヾ(・ω・*)なでなで
お寺の中は装飾バリバリ、豪華絢爛
お寺の中は豪華絢爛でキラッキラしていました。
仏像は小さいけど、装飾がすごくてゴージャス♪
儚い命を嘆いて僧侶の元に現れた血脈桜の伝説
本堂の立て直しに伴い、切り倒される事になった桜。
桜の精が切られる前日に、己の儚い命を嘆いて美しい娘となり、僧侶の元に現れた。
娘は僧侶に血脈(極楽への手形)を懇願し、僧侶は根負けして血脈を与えた。
翌朝、血脈の証文が桜の木の上でヒラヒラ揺れていて、僧侶は昨夜のあの娘が桜の精であることに気づく。
そして桜の木を切り倒すことを止めた。
その桜の木が血脈桜と言われて、本堂の前でひときわ大きく美しい桜の花々を咲かせています。
説明長くてスイマセン(;^_^A
メッチャ綺麗です。そして大きいです。
光善寺の本堂も素敵なのでココは行く価値ありです。
4.桜のトンネルでのんびりお散歩
長距離を歩けるなら桜のトンネルまでお花見しながら散歩するのがおススメです。
ここまで来ると行楽客がぐっと減るので空いています。
やっぱり人が多いと疲れますよね。
ゴミゴミしていないので、ゆっくりと桜を鑑賞できます。
晴れていると本当に気持ち良いし、桜吹雪も美しくウットリしました。
松前城には色んな桜の花が咲いていて綺麗ですが、南殿(なでん)が多いです。南殿(なでん)は八重桜のことですが、色が濃いピンクだったり白っぽい花びらだったり木によって違います。
あまりに美しいので、ず~っと見ていても飽きないです(*´▽`*)
時間が無いなら藩屋敷は見なくていい
私は1日だけ松前藩屋敷を見たのですが、感想としては良く出来た小さなテーマパークです。
訪れる人も少ないので空いていましたし、昔の家具とか囲炉裏とかあって見ていて楽しかったです。
ですが所詮は作り物のテーマパークなので、お花見に来てそこまで行かなくてもいいかな。(ごめんなさい)
だって藩屋敷はすごく遠いからバスに乗っていくか、歩いていくかどちらかになりますが、とにかく時間を取られます。
そこに時間を割くよりも、まずはじっくり桜を満喫して癒されたかったなというのが本音です。
だって松前城公園には、いろんな桜が咲き乱れていて、見たことない変わった桜もたくさんあったので、時間が許す限り桜を堪能した方が松前まで来た甲斐があります。
桜のシーズンは駐車場が空いていません(号泣)!!!!
車で行く方は注意してください。
駐車場が空いていなくて結局、車を止められず松前まで行ったけど、桜は見られずご飯を食べて帰ったという方もいます。
朝早く行って駐車場を確保するか、それでも空いている保証はないのですよね。
煩わしいのが嫌な場合は潔くお花見バスに乗って行くことをオススメします。
運転で気を使うことも無いですし、駐車場問題でやきもきする心配も無いですよ。